令和 6 年度上⼗三⽀部研修会に参加して

2024.9.1

<令和 6 年度上⼗三⽀部研修会に参加して>

訪問看護ステーションえがお ⽥中 瑠瞳

 上⼗三⽀部第 1 回研修会が令和 6 年 7 ⽉ 27 ⽇に開催されました。前年度に引き続き東京
医療学院⼤学の内⽥学先⽣にお越しいただき、パーキンソン病に対する理学療法をテーマ
に実技を含め、ご講演いただきました。
 講義では、パーキンソン病の固縮が嚥下筋にも影響していること、姿勢の変化によって⼝
腔内にどのような影響が出るのかということ、私たち理学療法⼠が嚥下障害にどのように
対応していけばよいかなどをとても分かりやすく説明して頂きました。
実技では実際に良い姿勢を保つために、どの部分にどのようなアプローチが必要かを教
えて頂きました。運動の⽅向、⼒のかけ⽅など先⽣が詳しくレクチャーしてくださったので
とても分かりやすかったです。
 ⽇頃、パーキンソン病の利⽤者様に接する際に、いざ嚥下機能が低下してくると⾷形態を
変えることぐらいしか思いつきませんでした。今回研修会に参加し、評価する視点を持つこ
とができ、姿勢やポジショニングといった観点からアプローチすることを学びました。今後
の業務にも⽣かしていきたいと思います。