第24回 下北支部研修会に参加して
2022.11.26
<第24回 下北支部研修会に参加して>
東通地域医療センター 氣仙 裕
この度,第24 回の下北支部研修会が令和4 年11 月26 日に開催されましたので,参加しての感想を 含め報告いたします。
今回の研修会では,むつ総合病院の相馬光明先生に講師をしていただき,予定の時間を大幅に延長 するほど熱くお話していただきました。当初はハイブリッド形式での開催予定でしたが,この時期で すので,むつ総合病院以外の会員は Web での参加となってしまいました。割合としては少なかったで すが,他支部からも参加されておりました。画面越しでのお話ではありましたが,講師の熱い思いが とても伝わってきました。
さて,講演の内容は,日本におけるリハビリテーションの創成期のお話やご自身の幼少期から理学 療法士の学生時代・臨床実習でのお話,就職した帝京大学病院での様々な先生や患者さんとの出会い と別れ,むつへ戻ってからの県士会活動のお話,そして最後に当支部会員へ向けての温かいメッセー ジをいただきました。この講演で驚かされたのが,古い写真や資料をきちんと保存されていたことで した。私も知っている有名な先生との写真やご自身の学生証までスライドでみせていただきました。 私の年代となると,関東(東京)での様子や実習の状況などいろいろと懐かしく思ったり,著名な先 生方の名前が出てきたりと,とても興味深く聞かせていただきました。
だんだん昔を語れる理学療法士は少なくなっていきますが,やはり「故きを温ねて新しきを知る」 ことが大切だと,この講演を聞いて改めて感じました。
この講演はできれば多くの県士会員にも聞いて欲しい内容だったと思いました。 最後に講師の相馬先生と企画運営してくれた下北支部担当者に感謝を申し上げ,下北支部研修会へ の参加報告といたします。