第26回 下北支部研修会に参加して
2023.11.11
<第26回 下北支部研修会に参加して>
東通地域医療センター 四ツ谷 隆輔
令和5 年11 月11 日(土),むつ総合病院にて下北支部研修会が開催されました。 今回は,『ジュニア期スポーツ障害予防とコンディショニング 〜足関節・足部のテーピングを中心に〜』というテーマで,公立七戸病院リハビリテーション科の澤田徹平先生を講師にお迎えし,数 年ぶりに対面での研修会となりました。
ジュニア期の身体の特徴やスポーツ障害・外傷の発生,RICE 処置等について,最新のエビデンス やトレンドを交えた講義をしていただきながら,テーピングの実技も行われました。
実技に関しては,施術のスピードや完成度の高さに目を奪われました。デモンストレーション後に 参加者同士でテープを巻いてみたのですが,見るのとやるのとでは大違いで,澤田先生がこれまで培 われてきた練習成果や経験の偉大さを肌で感じました。
私はモデルという形で,実際に足部の状態を評価していただき,その評価結果を踏まえてテープを 巻いてもらい,テーピングによる効果を体感することもできたので,非常に貴重な体験になりました。
この体験を通し,骨・関節の知識や運動連鎖の仕組み,評価の重要性に改めて気付かされました。 限られた時間ではありましたが,非常に充実した研修会で,参加者の満足度も高かったものと推察します。
ご多用のところ講師をしていただきました澤田先生,ありがとうございました。またの機会を楽し みにしております。
むつリハビリテーション病院 佐藤 慶祐
「ジュニア期スポーツ障害予防とコンディショニング」というテーマのもと,公立七戸病院から講 師の澤田徹平先生をお招きし,研修会に臨みました。また,今年度の研修会は新型コロナウィルス 5 類引き下げ後,初の実技を取り入れた対面での研修会でありました。講義の後半では,テーピング理 論を学びテーピングの実技も体験し,実に 5 年ぶりに楽しく研修会を受けることができ,改めて対面 で行う事の重要性を感じました。
現在,むつ市では,学校部活動の地域クラブ移行が進められ,学校指導から地域指導へと変わって きました。そのため,アスレッチクトレーナーの活躍の場も増える可能性があり,ますます理学療法 士への期待も高まっていくと思われます。今後は学んだ知識を活かせるように,また,積極的に地域 事業に貢献できるように関心を持ち続けていきたいと思いました。